矯正歯科

MFTトレーニング③:トレーニング方法

こんにちは、カイトデンタルクリニックです。

前回、『 MFTの種類 』について説明させていただきました。

今回は・・・
トレーニング方法 について説明していきます。

 

あいうべ体操

口の筋肉を鍛えるトレーニングです。
口をしっかり動かすことで、口周りの筋肉を鍛えます。
「あ、・い・う・べ」を1回として10回を1セット、1日3セット行いましょう。

「あ」の動き

口を大きく開けて「あー」と声を出し、数秒間キープします。
口角を上げて、大きく口を開けることを意識してください。
舌は下顎に置きましょう。下の歯の裏に舌を当てるイメージです。

「い」の動き

口を横に広げて「いー」と声を出し、数秒間キープします。歯を軽く噛み締める状態で声を出します。
舌の位置は、前歯の裏のスポットポジションです。

「う」の動き

口をすぼめて「うー」と声を出し、数秒間キープします。口を軽く半開きの状態にし、そのまま「う」の形を作ります。
声を出すときは、唇を前に突き出すようにして、唇の先に力を入れてください。

「べ」の動き

あっかんべーの口で「べー」と声を出し、数秒間キープします。
思い切り「べー」と舌を下に出します。下顎と舌全体を使って、下に伸ばすイメージで行いましょう。

 

スポットポジション

スティックを使い、舌を正しい位置に戻すトレーニング方法です。
スティックは平らな棒状のものであれば何でも構いません。

やり方は、以下のとおりです↓

①上の前歯の裏の膨らんだ部分から少し後ろをスティックで触り5秒数える
②同じ場所を舌の先で触れて5秒間数える

スポットポジションをスティックで触ることで、正しい位置を認識できます。舌の位置は、歯並びや噛み合わせに大きな影響を与えます。

こどものうちに、正しい舌の位置を身につけましょう。

 

ポッピング

舌の動きを強化し、活性化させるトレーニングです。
同時に、口腔内の筋肉も鍛えられるので、正しい発音や咀嚼の仕方を身につけられます。

やり方は、以下のとおりです↓

①スポットポジションに舌先をつけ、舌全体を上顎に吸い付ける
②①の状態をキープしたまま、口を大きく開ける
③「ポン」と音を鳴らしながら、上顎から舌を勢いよく離す

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